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​    当院における最近の傾向

 

 

1.糖尿病に関しては

 ①入院しないでも、インスリン自己注射の導入および自己血糖測定指導します。 

 ②インスリン分泌残存する糖尿病に関してインクレチン注射の導入について、多数経験しています。週1回で大丈夫です。GLP1はリラグルチドGLP1/GIPはチルゼパチドを処方してます。残念ながら現在流通に陰りがあり、希望者全員には処方困難です。

 ③もちろん、投薬についても、DPP-4阻害薬やSGLT2阻害薬の経験も豊富です。

  最近、40年前に一度過去の薬となっていたBG剤のメトグルコが効果も期待でき、安価であり経済的です。当院では高齢者および痩せている人にも投与します。

 2. 甲状腺疾患について

 ①甲状腺疾患と糖尿病の合併例の診療もしています。当院の特徴でもあります。

 ②甲状腺疾患は、女性特有の病気と考えがちですが、当院の傾向として、男性が多いです。男性は、糖尿病と甲状腺の合併や脱毛にも注意が必要です。

 ③甲状腺疾患については、血液中の甲状腺ホルモンとその抗体によって診断します。

 ④甲状腺ホルモンが正常値でも、頸部にしこりのある場合があります。薬で小さくなる場合もありますが、​びまん性でなく、限局性で増大傾向は、腫瘍の可能性があり注意が必要です。

3.糖尿病腎症の早期発見診断について。 初診時に説明予定です。

4.高血圧合併糖尿病について。

降圧薬については、すこし工夫が必要です。

5.食事療法について。

当院の管理栄養士の指導があります。

検査結果によって有効な薬剤を選択して、治療前に説明します。

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