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甲状腺疾患について

甲状腺がが大きいか、しこりがあるかないか。

甲状腺ホルモン分泌亢進か低下か

甲状腺関する抗体があるか  

に分けて考えます。大切なのは診察と問診です。

1.甲状腺の病気は日本人10人に一人、500万人の患者さん

がいるといわれています。甲状腺とは視床下部ー下垂体ー甲状腺と連携してホルモン分泌する臓器で、のどぼとけの下で胸鎖乳突筋の内側にあり、左右蝶形で縦4㎝横2-3㎝大です。腫大または結節のある場合など病的な場合には、体表面からその存在が分かります。

 また、見た目には変化なくとも、ホルモン分泌が亢進したり、低下したりします。この場合は、TSHをはじめとするホルモンと抗体を採血します。

2.甲状腺機能低下症は、軽症では、だるさや眠気から歩行困難さらには、心不全にいたるような例を経験しています。また、認知症の原因にもなります。

3.亢進症の場合は、不眠や頻脈や動悸などの症状で来院する方もあります。

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